こんな時代ですから、トレードや投資で少しでもお金を稼ぎたいと思いFXを始めた方も沢山いらっしゃると思います。
しかし株やFXをやっている個人投資家の約8割以上の方が負けていると言われております。残りの2割の人間だけが勝っているのです。
そんな中で、初心者が勝つのは容易ではありませんし、何の用意もしないでトレードに挑むのは無謀と言えます。
以前にもFXで必ず勝てる方法を記事にしました。
今回は、少しだけレベルを上げて、FX初心者でもこれだけを守れば必ず勝率が上がる必勝法をご紹介させて頂きます。
- FX初心者は対象の通貨を1つに絞る
- 必ず「買い」だけのポジションを持つ
- 必ず順張りのポジションを持つ
- FX初心者が絶対守るべきチャート必勝法
- 無理にポジションを持とうとしない
- 損切りと利確のルールを自分で明確に決める
- まとめ
FX初心者は対象の通貨を1つに絞る
世界には様々な通貨が有ります。FX業者にもよりますが沢山の通貨をトレードすることができます。
しかし、初心者はまず1つの通貨ペアのみに絞るべきです。何種類もの通貨ペアを追う事ははっきり言って初心者には無理です。
そしてどの通貨に絞るべきかと言うと、米ドル/円の一択です。
理由としては、初心者のかたには、日本人に一番なじみが有る通貨の「円」は絶対に外さないでいただきたいです。そして対する通貨ペアは米ドルです。なぜならば、米ドルは世界で一番流通している通貨なので、他の通貨と比べて安定していて暴落がしずらいです。(全くしないわけではありません。それでもそこそこ暴落はします)
そしてスプレッドと言われるFX会社に支払う手数料のような物も米ドル/円が一番安いです。まずは米ドル/円だけのトレードに絞りましょう。
必ず「買い」だけのポジションを持つ
米ドル/円のトレードでは、買いポジションと売りポジションのどちらからでもポジションを持つことができます。買いから入ってから売ることも出来ますし、売りから入って買い直す事も出来るという事です。
初心者の方は必ず買いポジションだけを持つようにしてください。必ずです。
FXトレードにおいて最も大切な事と言えるのは損切りのタイミングです。売りポジションでは買いポジションと比べて、感覚が鈍り損切りをしずらいと言われています。
まず初心者がポジションを持つには、必ず買いポジションだけを持つようにしましょう。
必ず順張りのポジションを持つ
FX初心者の方がよくやりがちなのが、「ここまで下がったのだからもう上がるだろう」と思って買う押し目買いをよくやりがちです。逆張りとも言います。プロの方でもどこまで下がるかを見定めるのは難しいのに、初心者の方がこれをやろうとするのははっきり言って無謀です。
FX初心者の方は必ず順張りで買いポジションを持つようにしましょう。
FX初心者が絶対守るべきチャート必勝法
FX中級者や上級者はニュースなどのファンダメンタルや株価や各指数等など総合的に見てトレードをしています。
しかし初心者の方は、まずチャートのみを見てトレードをし、チャートの動きを学びながらトレードをすべきです。
チャートを見ながら説明していきたいと思います。
緑線 5日移動平均線
黄線 25日移動平均線
紫線 75日移動平均線
です。小さいのでタップやクリックをして拡大して見てください。
このチャートを見る限り、25日平均線と75日移動平均線両方よりも上部にローソク足が有りますので、上昇トレンドと言えます。この状態で順張り(買い決済)するのはありだと思います。しかし、最後の数日で横ばいになっているので、25日移動平均線にローソク足がふれた時点で売り決済をするかそのまま持つか判断をしなければいけません。
そしてもう一つのチャートです。
こちらは、25日平均線と75日平均線よりも下方にローソク足本体が有ります。こては下落トレンドに入っていることを意味します。
この局面では買うべきではありません。
前項でも述べた通り、上昇トレンドの時に順張り(買いポジション)をする事だけを考えてください。
簡単に言うと、25日移動平均線と75日移動平均線よりも上部にローソク足本体があるときにのみ順張りポジションを持つという事がFX初心者においての必勝法です。それ以外の時は機会損失を恐れることなく、ポジションを持たずに静観していてください。
無理にポジションを持とうとしない
FX初心者に有りがちなのが、無理にポジションを持とうとすることです。これは良くありません。
機会損失を恐れるあまりに、無理にポジションを持ち、そのために下落し塩漬けになってしまうパターンが多いです。ポジションを持つことによって「やったつもり」になってしまうのです。
少しでも勝てる確率が高いトレンド(上昇トレンド)になるまで虎視眈々と待つことがFX初心者には重要なのです。
損切りと利確のルールを自分で明確に決める
損切りと利確のタイミングのルールを明確に決めることこそがFXトレードにおいて最重要と言っても過言ではありません。せっかく含み益が出た思っていても、利確のタイミングを逃したためにレートが下がり含み損になってしまい、そのまま塩漬けになるなんてことがFX初心者の中ではよくあることです。
どこまで利益が出たら利確するか、その逆に、どこまで損を出したら損切るするかを、ポジションを持つ前に決めておくことが必要となります。
必ずポジションを持つ前に決めたルールに沿ってトレードをしてみてください。そして思った方向と違う方向に根が動いてしまったら、即損切りを意識した方がいいです。要するにポジションを持つ前に、どのようチャートが動くかをきちんと予測することが大切になってきます。
まとめ
今回はFX初心者の方の必勝法を書かせて頂きました。
まとめると、
25日移動平均線と75日移動平均線の上部にローソク足本体が有るときだけ買いポジションを持つ。そして買う前に明確な利確ラインと損切りラインを決めるという事です。
これだけをやれば必ず今よりも勝率が上がるはずです。FX初心者の方はぜひ試してみてください。
↑どのような心理が働き、個人投資家がFXで負けているのかを説明した記事です。こちらもぜひ読んでみてください。