1月終わりころから日本でも新型コロナウイルスがが騒がれるようになっており、今に至っているのは皆さんご承知の通りです。
個人的な感想を言わせて頂くと、もうすでに岐路は通り過ぎて、政府でも手を付けられない状態になっているのだと思います。
もしかしたら私の今回のブログを見て不快に思う方もいらっしゃるかもしれません。
私は会社を数社経営しており、今期はそのほとんどの会社で創業以来初の赤字を計上することになると思います。経済が落ち込むという事は、私自身の生活も落ち込む。もっと言うと、非経営者の方よりも困窮した生活をしなければならなくなる所まで追い込まれるかもしれません。しかし今はそういう事を心配している場合ではないと思い、書かせて頂きます。
マスクや防護服が医療現場で足りていない
正直申して、恐れていた医療崩壊はもうすでに始まっていると思います。
市中でマスクが不足しているのは皆さんご承知だとは思いますが、医療現場においても、マスクや防護服が絶対的に不足しております。防護服が足りなくて、ゴミ袋をかぶって職務に従事している医療スタッフも居る状態です。そんな中で感染病棟で働いている医療スタッフが居るのです。
そのスタッフの中には、身近な人に感染させるわけにはいかないと、家族や友人にも会わずに生活し、職務に従事している方々も数多くいます。家に帰って家族に感染させるわけにはいかないと、車中泊を繰り返しながら職場に向かっている医療従事者も居ます。
もっというと、感染外来などでは防護服やマスクをまだ一応着用していますが、一般外来などでは新型コロナ患者かどうかも分からないまま、防護服も無いまま当たり前のように職務に従事しているのです。
感染外来や感染病棟で医療スタッフが感染し、事業所自体を休止している医療機関もあるのです。
医療崩壊はもうすでに始まっている
本当に医療崩壊はもうとっくに始まっています。
クリニック(入院ベッド数が19庄以下の医療機関を言います)はこの新型コロナウイルス騒動が始まってからかなり空いている状態です。待合室で新型コロナウイルスに罹患している方が居た場合の恐怖からクリニック受診を避けている物と思われます。新型コロナウイルス以外の病気で、本来医療を受けなければいけない人もクリニックに行けないで居るのです。本当にこれだけは避けなければいけません。
そして、患者さんが来ないことで、このままでは今後潰れて行くクリニックが沢山出てくることが予測されます。医師の方々は経営のプロではないです。社会的な信用から、たくさんの融資を受けることも出来ますし、リースなんかもバンバン組んでます。そんな中で患者さんが来ず収入が断たれると
すぐに吹き飛んでしまいます。このクリニックの倒産連鎖も医療崩壊と言えます。
日本での新型コロナウイルス感染者数は右肩上がりで増えている
今現在、日本での新型コロナウイルス感染者はどんどん増えて行っている一方です。
はっきり言って、もうすでに正念場は過ぎました。もう手遅れで政府もパニックでどうしていいのか分からない状態です。
あとはこれ以上の医療崩壊を起こさないようにするしかないのです。
ゴールデンウイーク明けが2度目の正念場
医療崩壊を起こさないためには、政府が言っている通り、人との接触を避けることが重要だと思います。
しかし、緊急事態宣言や自粛要請が出た今でも、今までと変わらない生活をしている方々が沢山いらっしゃいます。
僕の近所のパチンコ屋にも、朝一で行列を作って並んでいるのを何度も目にしました。僕もひと昔前まではパチンコやスロットを毎日のようにやっていた時期もあるのでやりたくなる気持ちは分かります。しかし、今はそういう事をしている場合ではないのではないでしょうか。
来週からはゴールデンウィークが始まり、人出も増えてしまうことが予想されています。しかし今はそんなことをしている場合ではないのです。
僕たちに今できることは
この新型コロナウイルスの一番怖い所は、感染していても無症状な人が居るという所です。自分に症状が無くても、接触した人に感染させてしまう恐れがあるのです。
前項でも述べさせていただいた通り、今僕たちにできることは、人との接触をなるべく避けて、「自分自身が感染しない」そして「自分が感染者であると考え周りの人に感染させない」という事です。
医療現場で頑張っている人たちが居るのだから僕らも自粛をがんばろうなんて綺麗ごとは言わないです。家族や友人、大切な人に感染させないようにどうか今は家に居て人との接触を避けてください。
経済が落ち込むと言う人も沢山いらっしゃるのは分かります。中小企業や飲食店がつぶれるだろ と言いたい気持ちも分かります。僕の会社も今期は確実に赤字です。
しかし僕たち中小企業の経営者はこんな事では絶対にくたばらないし、社員全員の生活を守って見せます!おそらくあなたの会社の経営者も同じ気持ちだと思います。なので、どうか今は人との接触を避け、自分が感染しない・人に感染しないという事を考えて頂きたいと思います。
僕のブログのような小さな場所で何を言っても届かないとは分かっています。
しかし一人にでもこの願いが通じて頂くことを望んでいますし、一日でも早く世界中に普段の生活が戻ってくることを心から祈っています。