日本国内でも新型コロナウイルスが広がってきており、本当に大変なことになってきました。
先日はお笑いスターの志村けんさんも新型コロナウイルスによって命を落とされました。物心ついた頃から「志村けん」のお笑いで育った僕には何とも言えな喪失感があります。しかし僕たちは犠牲者の方の死を無駄にしないためにもこれを乗り切らないといけないと思います。
僕個人的には、政府の方針や行動は不信感しか生まれません。
オリンピック延期直後に罹患者数激増
3月24日、東京オリンピックの延期が決定し発表されました。その直後から、新型コロナウイルスの罹患者数が一気に激増しました。おそらくこれは、PCR検査の件数が増えた事が原因だと思います。つまり逆を言うと、オリンピックを中止や延期にしないために罹患者数を増やしてはいけないという考えが政府や東京都にはあったのだと暗に想像できます。現にその週の週末から都は不要不急の外出の自粛を要請しています。
個人的にはもっと早くやっていれば現状よりは少しはマシな状況になったのではないかと思います。
着地点がどこなのかが分からない
これこそが一番の問題なんだと思います。国は自粛自粛と言っているけど、どこが着地点で、どの状態になるまで国民は自粛をするのでしょうか?それを説明するかしないかで国民の方の取り組み方も絶対に違ってくるはずなのに発表しない。どこに向かって自粛をするのか、どこに向かって僕たちは頑張ればいいのか、その方針を発表してほしいです。
ワクチンが出来上がるまででしょうか?
それにはおそらく1年以上を要すると思います。18ヶ月の期間が必要であり、早くとも来年の6月以降となります。1年以上も自粛をして経済を止めろと言うのは政府も言いずらいのは分かります。しかしもしワクチンの完成だけをもし目指しているのであれば国民にそういわなければいけないと思います。
新薬が完成するまででしょうか?
これには普通に考えて5~10年の年月を要します。これはとてもじゃないけど現実的ではないと思います。国もそれは分かっていてこちらには期待していないと思います。
既存薬で代用できるか確認できるまででしょうか?
おそらく国は目先ではこれを一番の目標として考えているはずです。国と言うか世界が代用薬の線で期待していると思います。
今現在抗インフルエンザ薬や抗エイズ薬の臨床試験を世界中で行っています。アビガンやカレトラです。エボラ出血熱の治療薬であるレムデシビルも臨床試験に入っています。早ければ治験の結果が4月中に出るとも言われております。しかし、治験の結果が思わしくなかった場合、国民の絶望感はハンパ無いと予想されるため、政府は「これが目標です」とは言えないのだと思います。
国民の6割が罹患するまで待つのでしょうか?
一番絶望的な結果がこれです。 国民の6割が新型コロナウイルスに罹患すれば拡大は徐々に収まるとの試算が出ております。医療崩壊を起こさないまま徐々に国民を罹患させて終末を迎えるのが目的なのでしょうか?まさかとは思いますが、国から具体的な目標の発表が無いと、こちらの線を疑ってしまいますし、おそらく本当にこうなってしまうのではないかと思います。これでは沢山の犠牲者が出てしまいます...
感染経路不明が多すぎる
日々、罹患者の人数がテレビやネットで発表されてます。徐々に1日の罹患者数も増えてきています。その中でも、感染経路不明の患者が多いです。
おそらくこれは、風俗などの夜の店が関係していると思います。PCR検査で陽性反応が出ると保健所の調査が入るわけですが、風俗を利用した方はほぼ正直に報告しないでしょう。あれだけの濃厚接触であるにも関わらず、僕の知る限り風俗を利用して罹患したと言う発表は1つも知りません。家族持ちの方は、夜のお店を利用したことすら報告しない人も居るでしょう。
国は一刻も早く保証制度を決定し緊急事態宣言をするべき
僕はいつも国に従順で、もちろん税金も払っておりますし、国が決めた事には全て従ってきたつもりです。現職代議士の友人もおり、日々意見交換もさせて頂いております。もっと言うと安部総理が大好きですし、これまで本当に様々な「いい事」をされて来たと思いますし尊敬をしています。
しかし今回の新型コロナウイルス対策はあまりにひどすぎます。一刻も早く感染拡大を抑えなければ、経済どころか人命がどんどん失われて行ってしまいます。
そのためには、個人事業主や飲食店経営者、イベント会社の方などへの補償の提示をし、そして一刻も早く緊急事態宣言をして強制力を高めるべきだと思います。まずは補償内容を提示しないとみんな生活できなくなるので自粛すらできずに営業を続けてしまいます。
さいごに
今回書かせて頂いたのはあくまで僕の個人的な思いです。しかし、本当に一刻を争う段階なのだと思います。もしかしたらもう手遅れなのかもしれない。今こそ世界中のみんなが力を合わせて乗り切らないといけない局面なのだと思います。
一刻も早く世界中に他愛もない日々の生活が戻り、すべてに方が笑顔になれる日が来ることを切に願います。
最後にニューヨーク在住の方からのメッセージを共有させて頂きます。