まだまだ新型コロナウイルスの終息への糸口が見えてきません。
国もやっと、大規模集会の自粛などの施策をうってきました。
そんな中で、今回はANAやJALの国際線が今回の新型コロナウイルスに対して、どのように対策しているのかをまとめたいと思います。
機内の消毒
ANAもJALも日本到着後の夜間清掃で、テーブル・ひじ掛け・座席テレビ画面やコントローラー等の座席周り・トイレのドアノブ等をアルコールを用いて消毒しているそうです。
逆を言うと日本到着時の夜間清掃の時にしか消毒はしていないのですね...ちょっと怖い気がします...
朝一の便以外は少し意識しておいたほうがいいのかもしれません。余計なところは触らないほうがいいのかもしれません。
消毒をしている路線は以下の通りです。
ANA
対象路線:瀋陽、北京、大連、青島、武漢、成都、上海(虹橋、浦東)、杭州、厦門、広州、香港、ソウル(金浦)⇒日本
JAL
対象路線:北京、大連、天津、上海(虹橋・浦東)、広州、香港、ソウル、釜山線⇒日本
客室乗務員の対応
ANA・JALどちらも客室乗務員の方はマスクを着用しております。
飲み物や食事の提供の際は、マスクの他に手袋も着用しております。
マスクについて少し触れさせて頂きますが、マスクは自身を守るものではなく、自分が感染源となり他者へ感染させるのを防ぐ道具です。この辺りはANA・JAL両とも、客である私たちに感染させないという強い意識の高さが伺えます。
ラウンジ
空港のラウンジといえば、ビュッフェスタイルの様々な料理があり華やかでワクワクする場所ですよね。この食事を楽しみにラウンジを使う方も多いと思います。
ANA・JALともに、今回の新型コロナウイルス問題に伴い、個食・個包装での食事提供のみとなっております。ビュッフェスタイルの食事の提供は停止しております。ウイルスの感染は、口を介してのリスクが一番高いと思うので残念ですが仕方ありませんね。
飛行機内空気の循環や清潔性
今現在、日本の航空会社で運行している飛行機のほぼすべては、機内全ての空気が2~3分で入れ替わるようになっております。外から流入させる空気も、0.3μmの粒子を99.97%以上の確率で捕集できるフィルターを通して流入となっております。
この辺りは心配なさそうですね。
アメニティや雑誌や新聞
ANA
対象路線において、雑誌や新聞の提供をストップしております。対象路線は、国際線の機内の消毒をしている路線と同じ路線のみです。ほかの路線は通常通りです。
国内線においては、毛布の提供がストップしております。国内線に乗る際は、寒さ対策のために何か羽織るものを1枚持っていったほうがいいかもしれませんね。
JAL
普段通り提供しております。
SFC・JGC修行をしている方へ
今現在、日本はもちろんの事、世界中がコロナウイルスの脅威に晒せれております。
おそらく、出来ることならSFC修行・JGC修行は来年以降にしたほうがいいのだと思います。しかし、1月から予定を組み準備をしている方はそうは行かないという気持ちも修行を経験した身としてはよく分かります。あなた自身が感染しないことが感染拡大を防ぐことに繋がりますので十分気を付けながら修行して頂ければと思います。
さいごに
僕はおととしにANAのSFC修行をして取得し、去年JALのJGC修行をして取得いたしました。
今年このような事になるとは夢にも思っていなかったのですが、修行が今年じゃなくて良かったとつくづく思います。
満足に検査も出来ない現在では、どこの感染者の方が居るかも分かりませんし、症状が無いだけで自分が感染している可能性もあります。
機内においてに限りませんが、余計なところに触れないほうがいいと思います。そして、目・鼻・口からの感染が主ですので、不必要に顔を触ったりしないほうがいいのかもしれません。